ちょうど現在、メバルがスポーニングシーズン。
そんなところで、以前だいちさんとしていた話を。
 
メバルの稚魚の話
「胎生魚って稚魚の形でお腹中にいるわけですよねぇ?」
「そうですね」
「ぎゅうぎゅうに詰まってるんですよね、たぶん?」
「おそらく」
「呼吸、どうすんでしょ?」
「それは普通に・・・」
「エラですか?」
「たぶん」
「水があるんですかねぇ?」
「むぅ」
「ぎゅうぎゅうだと息苦しいでしょうねぇ、さぞかし」
「息苦しそうですねぇ」
「あんなに刺々しくて隣同士でチクチクしないんですかね?」

こんなやりとり。
アホだなぁと思われるかもしれないが、
けっこうマジメに考えてみた次第


この件について後日
水産試験場にいる後輩に質問してみた。


調べてみますとのことで、
帰ってきた答え。

「卵巣腔内の孵化仔魚は、親の体液から栄養吸収とガス交換をするそうです。
体表やらから吸収するらしいですが、詳しいことはわかってないみたいです。」

これならエラをパクパクしないですみますね。
詳しくはわかってないとのことだが、息苦しくはないらしい。


チクチクするで思い出しましたが、
メバルの背びれが刺さるとジンジンとしばらく痺れる感じがしますね。
僅かながらに毒があるそうですが、捕食者には効いているのだろうか・・・